fc2ブログ
ブログ内検索
プロフィール

管理人:メルフェ
アイコン作:ClassiC思考回路
どこにでもいる、しがない19歳フリーター
普通は嫌いなくせに、どこまでも普通を歩く矛盾した存在
なんてことを書いてみるのが自分です……多分
Blog開設日:2005年12月5日
最近の記事
カテゴリー
最近のコメント
トラックバックリスト
過去のログ v.コンパクト
リンク
ランキング



ブログランキング・にほんブログ村へ

FC2 Blog Ranking

人気ブログランキング【ブログの殿堂】

アニメ・マンガ・ライトノベルのレビュー検索エンジン

麗しのシャーロットに捧ぐ―ヴァーテックテイルズ 感想
4829163828麗しのシャーロットに捧ぐ―ヴァーテックテイルズ
尾関 修一
富士見書房 2007-01

by G-Tools






富士見ヤングミステリー大賞―佳作です。
イラストに惹かれてついつい購入したのですが、イラストと中身のギャップに少しばかり戸惑った。

うわ、やられたなぁというのが全体的な印象。
最初の方はややこしい所があったりして、読みにくかったり理解がしづらい部分もあったりしましたが、後半部分ではだんだんとピースがはまっていき謎が解けていくのはすごく良かった。
問題は絡みが複雑すぎて全容を把握しにくいことかな。
元々ミステリー物が読みなれて無いからかもしれないけど

ラヴィリアやウイリアムが本性を出すシーンは、中々いい具合に出来てたと思う。
構成や展開が旨すぎ、地の文体も淡々としていてホラーっぽい雰囲気が内容と会っていると。

だけど、終わり方がハッピーエンドってわけじゃないから人を選びそう。鬱というわけじゃないが、それなりに救われない感じ。

ミステリーであって、ゴシックホラーでもあるけど解説で書いてるほどは怖くない、これ書いた編集者はどれだけ怖がりだったのだろうか。
スポンサーサイト



富士見ミステリー文庫 | 【2007-02-11(Sun) 22:36:36】
Trackback:(0) | Comments:(0)
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する